不眠で悩んでいる人、必見! 不眠を解消する漢方のススメ


寝たいのに眠ることができない不眠症。次の日にも支障をきたし、悩んでいる方も多いと思います。不眠改善にあまり薬に頼りたくないもの。そんなとき、漢方の使用を考えていただきたいです。
この記事では、不眠に効く漢方を紹介していきたいと思います。

目次

  1. 不眠の原因
  2. 不眠の症状
  3. 漢方・睡眠薬のメリットとデメリット
  4. 不眠に効く漢方とは
  5. 自分にあった漢方の選び方
  6. さいごに

1.不眠の原因

不眠の原因として大きいのはストレス。その他にもこころや体の病気・薬の副作用・女性でホルモン周期が不規則になっている人なども、不眠症になる人が多い特徴です。
特に、ストレス社会となった今では不眠に悩む人は増加傾向にあります。

2.不眠症の症状と種類

不眠にも違いがあるのを知っていましたか?
この項目では、不眠タイプを確認しておきましょう。

2-1.気鬱タイプ

気鬱タイプは寝つきはいいですが、途中で起きると眠れなくなります。夢を見ることも少なく、眠りは深いタイプ。
気鬱タイプの人は、血圧が高い場合があります。不眠薬を飲むことで、血圧も一緒に下がっていくようです。

2-2.気鬱・水毒タイプ

寝つきが悪く、熟睡できないのが気鬱・水毒タイプ。このタイプの人は夢を見ることが多く、熟睡できない人が多いです。また、原因がわかっていない動悸(どうき)を起こすこともあり、自律神経が乱れている状態でもあります。

2-3.産後の不眠

産後の神経症によって引き起こされる不眠です。産後、急に眠れなくなったり、体調不良を起こしたりする人が最近増えています。

3.漢方と睡眠薬のメリットとデメリット

不眠を改善するために、睡眠薬や漢方を使う人がいるでしょう。ここでは、それぞれの薬を使うメリット・デメリットを確認しておきます。

3-1.睡眠薬を使うメリット

睡眠薬を使うときは、眠れないことによる支障が大きいときです。一時的に睡眠薬や睡眠改善薬を服用し、その間に生活習慣を見直すことで不眠症を根本から解決していきます。
この方法では、あくまで生活習慣を改善する補助薬だと割り切りましょう。睡眠薬や睡眠改善薬だけで、不眠が改善できません。
また、眠れないことで精神的に弱ってしまっている場合にも有効です。一時的に熟睡することで、精神面にプラス効果をもたらします。

3-2.睡眠薬を使うデメリット

睡眠薬は薬なので、副作用が起こる可能性が高いです。昔のものに比べると副作用や依存性が弱くなっています。しかし、薬に依存しないよう注意が必要です。また、服用したとき頭がボーとすることもあります。

3-3.漢方薬のメリット

漢方薬は睡眠薬と違い、体の根本から改善を促し熟睡できる体質へと変えるのが特徴です。漢方薬は体自体を強くするもので、不眠だけでなく他の症状も一緒に回復できるのもメリットと言えます。また、ひとたび体質が改善すると、再び不調となる可能性が低いのもうれしいポイントです。

3-4.漢方薬のデメリット

漢方薬は睡眠薬と違い、効果が出るまで時間が掛かります。睡眠薬は即効性があるのに対して漢方薬は1か月ほど飲み続ける必要があると思いましょう。
また、漢方薬は自分の体質にあったものでないと効果が表れません。さらに、胃腸が弱い人は漢方の使用を控えたほうがいいものがあります。
漢方薬は副作用がないように思われがちです。しかし、まったくないとは言い切れません。睡眠薬と比較すれば劇的に副作用は低いですが、アレルギーのような症状が現れる場合があります。異変があったときは、医者に相談しましょう。

4.不眠に効く漢方とは

不眠の症状はさまざまありますが、その症状に合わせた漢方があります。この項目では、不眠に効く漢方を紹介しましょう。

4-1.柴胡加竜骨牡蛎湯

人が眠る時はいちど体温が上がり、その体温を発散して眠気を誘います。ところが、ストレスや不安が大きいと体に熱がこもり、いつまでたっても寝つけません。柴胡加竜骨牡蛎湯は、体にこもった熱の発散を促し、眠気を誘う作用があります。
ストレス発散できない状態が続くと、脳が刺激されて興奮状態が続いてしまうのです。漢方を使うと共に、ストレスを軽減することも考えましょう。

4-2.加味帰脾湯

  • 布団に入って寝っても何かの拍子に起きてしまい眠れなくなる。
  • 眠気はあるが熟睡できない
  • 夢をよく見て熟睡できていない 

以上の項目に該当する人には、加味帰脾湯がよいと言われています。血を増やすことで不眠を解消できるものです。
このタイプは血流障害と貧血気味になることが多く、常に血が足りていない状態。そのため、体全体にも影響が出てしまいます。また、イライラが出る場合には、抑肝散陳皮半夏も効くそうです。

4-3.半夏厚朴湯

  • 眠っても疲れが取れない
  • 喉に違和感が付きまとう

こうした症状の人には半夏厚朴湯がおススメです。この漢方は体を温め、血行を促進して気の巡りを改善する作用があります。体が冷えて眠れない人には、八味地黄丸も効果的です。

5.自分にあった漢方の選び方 

漢方にはさまざまな種類があることを確認しました。では、その中からどれを選べばいいのか確認しておきましょう。

5-1.自分の体質にあったものを選ぶ

漢方は自分の体質にあったものを選ばないと、症状の改善ではなく悪化やアレルギーが出てしまうことがあります。自分の症状を改善できると共に、アレルギー反応が出ないものを選びましょう。

5-2.症状に合わせて選ぶ

自分の不眠タイプがどれに当たるのか考えて漢方を選ぶ必要があります。
漢方に種類がたくさんあるのは、それだけ症状に合わせた漢方を処方するためです。むやみに漢方を選んでも、症状に合わせたものでないと効果が表れません。

5-3.専門医と相談して決めていく

自分で症状がわかっていても、その診断が正しいとは言えません。薬を選ぶときは専門医に選んでもらうことが体調改善への近道です。どうしても不眠が改善しないときは、専門医の診断に処方してもらいましょう。

6.さいごに

いかがでしたか?
この記事では不眠の症状と改善する漢方の知識を紹介してきました。さいごに、大事なポイントをまとめておきましょう。

  • 不眠になる大きな原因はストレス。
  • 不眠の症状は大きく分けて3タイプに分けられる。
  • 睡眠薬・漢方薬にはそれぞれ使い時がある。
  • 不眠を完全に改善したいときは、漢方がおススメ。
  • 不眠の症状に合わせた漢方がある。
  • 医師に処方してもらうほうが確実に改善できる。

不眠症に悩んでいるが、薬による改善に抵抗がある人もいるかと思います。その悩みに漢方がおススメ。漢方であれば根っこからの改善ができます。不眠で悩んでいる人は、さっそく漢方の力を試してみましょう。