「生理不順には漢方が効く」はホント? その効果を徹底検証!


多くの女性が悩んでいる生理不順。
症状の現れ方や程度には個人差があります。
婦人科での治療が必要な病気が原因になっている場合もあるでしょう。
しかし、そうでない場合も…。
病院に行っても何の問題も見つからず、いわゆる「ストレス」が原因の生理不順に悩まされている女性たちが非常に多くなっています。
そういった生理不順に、漢方が効くということをご存じでしたか?
実は、生理不順は漢方が得意としている症状のひとつなのです。

  • 生理不順を改善したい
  • 漢方が生理不順に効果があるって本当?
  • 漢方薬の有効性は?

そんな女性たちのために、漢方薬の有効性やメリット、購入方法についてまとめてみたいと思います。
生理不順に効く漢方薬にはどのようなものがあるのでしょうか。

目次

  1. 漢方薬の有効性とメリット
  2. 生理不順に効く漢方薬の種類
  3. 漢方の購入方法
  4. まとめ

1.漢方薬の有効性とメリット

漢方と聞くと「本当に効くの?」「即効性がなさそう」というイメージを持つ人が多いようです。
漢方の有効性とメリットについてまとめてみました。

1-1.長く飲み続けると自然に体質改善できる

まず、生理不順がなぜ起こるのかについてご説明します。
生理不順は、黄体ホルモンや卵胞ホルモンなどの女性ホルモンのバランスが乱れることで起こる場合がほとんどです。
婦人科で生理不順を相談した場合、ホルモンを補充して子宮内を安定した状態にするための治療法が行われることになるでしょう。
このホルモン療法はよく効きます。
しかし、子宮がホルモン投与によって安定すると、数か月で効かなくなってしまう人が多いのです。
漢方医療はこのようなホルモン療法とは違います。
体全体のバランスを整えて自然治癒力を高めようというのが、その考え方なのです。
そのため、長い時間をかけてゆっくりと体質を改善し、生理不順を自然に治すことができるでしょう。

1-2.即効性はないが副作用が少ない

薬を長く飲み続けることに抵抗がある人は多いでしょう。
しかし、漢方薬は自然の成分で作られています。
副作用の心配がほとんどないため、長く飲み続けても問題ないでしょう。
もちろん、体に優しいぶん、即効性はありません。
飲み始めてすぐに明らかな効き目を感じる人は少ないでしょう。
その点が、漢方薬のデメリットでもあり、メリットでもあるのです。

2.生理不順に効く漢方薬の種類

では、実際に生理不順に効果があると言われている漢方薬にはどのようなものがあるのでしょうか。

2-1.補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

生理周期が早まりやすい人におすすめなのが「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」という漢方薬です。
漢方で考える「気」の機能には、血など人体に必要なものが体内にもれ出ないようにコントロールする働きがあります。
生命エネルギーである「気」が不足する体質を「気虚(ききょ)」と言い、この体質の人は気の機能が弱まりやすいのです。
その結果、出血しやすくなり、生理周期が早まりやすくなります。
この体質の場合は、気を補う効果のある「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」で生理不順を改善するのが効果的です。

2-2.四物湯(しもつとう)

「生理が遅れる」「何か月もこない」という人に効果的なのが「四物湯(しもつとう)」です。
人体に必要な血液や栄養が不足している体質を「血虚(けっきょ)」と言い、血が不足しているために生理が遅れがちになります。
偏った食生活や胃腸機能の低下などが原因になる場合も。
この体質の場合は、血を補い生理周期を整える効果のある「四物湯(しもつとう)」がおすすめです。

2-3.当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)

冷えをともなう生理不順には「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」が処方されます。
冷えにより血液の流れが停滞すると、生理不順が起こりやすくなるのです。
この場合は、体を温めて血行を促す効果のある「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」で生理不順が改善するでしょう。
冷えは服装や食生活の影響などでも起こりやすくなるため、普段から注意して生活するようにしてください。

3.漢方の購入方法

最後に、漢方の購入方法についてご紹介します。
自分の手に入れやすい方法で漢方の購入を検討してみてください。

3-1.漢方を取り扱っている産婦人科で処方してもらう

生理不順を改善するためには、漢方薬を長く服用する必要があります。
産婦人科で症状を見てもらい、漢方薬を処方してもらう方法なら、保険が適用されるのです。
最も金銭的な負担がかからない方法と言えるでしょう。
診察したうえで漢方薬を処方するため、症状に合ったものを選んでもらえるというメリットもあります。
漢方を取り扱っている産婦人科で診察を受ける必要があるため、通いやすい場所に病院がないか探してみてください。

3-2.漢方薬専門の薬局

普通の薬局とは違い、漢方だけを専門に取り扱っている薬局があることをご存じでしょうか。
漢方の知識を持つ薬剤師が、症状に合った漢方薬をその場で処方してくれるのです。
体質に合ったものを選んでくれるため、副作用が少ないというメリットもあります。
きちんと問診もしてもらえますが、そのぶん費用が割高なのがデメリットでしょう。

3-3.ドラッグストアや通販

漢方薬は医師の処方箋がなくても購入可能です。
ドラッグストアや通販でも、病院で処方される漢方薬と同じものを手に入れることができます。
ただし、保険適用がないため、産婦人科で処方されるものと比べて割高になるでしょう。
また、自己判断で漢方薬を選ぶことになるため、体質に合ったものを選ぶのがとても難しくなっています。
合わないものを選んでしまうと、副作用が出る危険性があるため、注意が必要でしょう。
飲む回数や量の規定を減らしているものが多いため、効果が出にくいというデメリットもあります。

4.まとめ

生理不順に効果的な漢方薬についてご紹介しました。

  • 漢方薬の有効性とメリット
  • 生理不順に効く漢方薬の種類
  • 漢方の購入方法

「生理不順に悩んでいる」「漢方は生理不順に効くのか?」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。