動悸・息切れの原因や予防・対処法、治療とは?動悸を治すポイント


動悸息切れ少し動いただけで動悸(どうき)が起こると不安になるのは当たり前です。
私たち人間は年をとるたびに体力や免疫力が低下していきます。
動悸(どうき)・息切れになるのは更年期障害が原因になっている可能性もあるでしょう。
そこで、動悸(どうき)や息切れの原因や予防・対処法、治療法について詳しく説明します。
現在、動悸(どうき)・息切れで悩んでいる女性は、ぜひ参考にしてください。
そして、症状が治まるように対策をたてていきましょう。

  1. 動悸(どうき)・息切れの原因
  2. 動悸(どうき)の予防や対処法
  3. 動悸(どうき)の治療法
  4. まとめ

1.動悸(どうき)・息切れの原因

一体なぜ動悸(どうき)や息切れが出てくるのでしょうか。
症状をやわらげるには、原因を突き止めなければなりません。
そこで、動悸(どうき)や息切れの原因について一緒に見ていきたいと思います。
自分の当てはまる内容がないかどうか、確認してください。

1‐1.ほとんどは「更年期障害」が原因

少し歩いただけでも起こる動悸(どうき)や息切れに悩んでいる人は多いです。
せっかく楽しい旅行やお出かけでも、すぐ動悸(どうき)が起これば楽しめません。
原因は人によってさまざまですが、ほとんどは「更年期障害」が原因になっています。
更年期障害とは、いわゆるホルモンバランスの乱れが原因になって起こる症状です。
自律神経が乱れてしまうため、すぐにイライラする、お肌が荒れる、ストレスがたまる、疲れやすくなるなど体・精神面両方で悪影響をおよぼします。
更年期障害が原因で起こる動悸(どうき)・息切れには、安静にしているときでも起きるのが特徴です。
そして、思うように呼吸ができなくなります。

1‐2.過剰なストレスによる緊張状態

動悸(どうき)・息切れが起きると、体に異変が起きているのではないかと考えるものです。
しかし、原因は体だとは限りません。
体の機能はもちろんですが、精神面にも深く影響しています。
動悸(どうき)・息切れの原因には“過剰なストレス”による緊張状態も入っているのです。
毎日仕事や家庭、育児においてストレスを感じるときはあるでしょう。
少しのストレスでも日々積み重ねていけば大きなものになります。
過剰なストレスは自律神経の乱れを起こすので注意しなければなりません。
常に体の緊張状態が続き、体の流れが悪くなるでしょう。
そして、最終的に体調不良が続くことになります。

1‐3.病気が原因の可能性も

動悸(どうき)や息切れが長く続く場合、「病気」が原因になっている可能性があります。
たとえば、女性に多い貧血です。低血圧の人ほど貧血になりやすい傾向があります。
若い人でも貧血で悩んでいる人は多いものです。
中高年の貧血は、消化管の出血が主な原因になります。
胃潰瘍や大腸がんによって貧血になるので注意しなければなりません。
ほかには、「不整脈による動悸」があがっています。
脈が飛ぶような症状は“期外収縮”が当てはまるでしょう。
時間がたてばほとんど治まります。
しかし、突然動悸(どうき)が始まるパターンは“発作性頻拍”の可能性が高いです。
高齢者に多く、脳梗塞の原因になると言われている“心房細動”や発熱時に起こる“洞性頻脈(どうせいひんみゃく)”の恐れもあるでしょう。

2.動悸(どうき)の予防や対処法

2‐1.自律神経の乱れを整える

動悸(どうき)や息切れの原因について説明しましたが、原因を把握しておけば自分で予防ができます。
過剰なストレスを感じている人や更年期障害に当てはまる人は、乱れた自律神経を整えるよう意識してください。
自律神経が乱れたままでは体・精神面に大きな負担をかけてしまいます。
自律神経には緊張状態になる“交感神経”とリラックス効果のある“副交感神経”のバランスで成り立っているものです。
乱れているときは交感神経が発達しているので、できるだけリラックスを心がけていきましょう。
自分にとってストレス解消となる方法を見つけてください。
たとえば、リラックス効果のある音楽を聴く、ゆっくりお風呂につかる、ストレッチをする、読書をする、映画を見るなどたくさんあります。
心身ともにリラックスをしてストレスを解消していきましょう。

2‐2.緊張をほぐし姿勢を正す

もし、動悸(どうき)が起きたときはどうすれば良いのでしょうか。
対処法に困ってしまいますが、まずは気持ちを落ち着くことが大切です。
動悸(どうき)や息切れが起きるとうまく呼吸ができなくなり軽いパニック状態になるでしょう。パニック状態になればなるほど、息苦しくなります。
よって、緊張している体をリラックス状態に持っていってください。
息がうまく吸えないのは、肺に空気が残っているからです。残っている空気をすべて出しきらなければなりません。
呼吸が苦しくなると息を吸うことにばかり集中してしまいます。
実際、「息を吸う」のではなく「息をしっかりと吐く」ことが大切です。
そして、自律神経が原因の人は猫背になりやすい特徴を持っています。
猫背は呼吸に必要な横隔膜(おうかくまく)に重圧がかかるので要注意です。
背筋をまっすぐ伸ばし、正しい姿勢を心がけましょう。

3.動悸(どうき)の治療法

3‐1.漢方薬を利用する

東方医学である「漢方薬」には、根本的な原因を解消するのが目的です。
原因を改善すれば、動悸(どうき)・息切れで悩む生活から脱出できるでしょう。
原因によって治療法は異なりますが、漢方薬の利用も1つの方法です。
漢方の考えにおいて動悸(どうき)のことを「心悸(しんき)」と呼んでいます。
心悸(しんき)にもさまざまな種類があるのです。
恐れや不安からくる軽症のものを「驚悸(きょうき)」、長く続く動悸を「せい仲(せいちゅう)」と言います。
動悸(どうき)の特徴やほかに現れる症状によって、効果的な漢方薬が異なるでしょう。
動悸(どうき)かつ、ストレスや胃腸に弱い人は「けん脩感應丸(けんしゅうかんのうがん)」がおすすめです。
手足のほとりや不眠が続いている人は「天王補心丸(てんのうほしんがん)」、焦燥感がある人は「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」が良いでしょう。
適切な漢方薬を選ぶために、詳しい知識を持つ漢方薬局などに相談してください。

3‐2.医療機関での治療法とは

病気が原因の動機(どうき)は、医療機関での治療が必要です。
自分でいろいろ試してみたけれど、一向に改善できない場合は医療機関を受診してください。
医療機関によっては薬や漢方薬を処方するところもあります。
更年期障害の場合は、女性ホルモンを補充するため「ホルモン補充療法」を適用するでしょう。
ホルモン補充療法は飲み薬、貼り薬などさまざまな方法があります。
また、自律神経の乱れがひどい場合は精神安定剤を使用する確率が高いです。
原因がわからない場合は、まず病院で検査してもらいましょう。
そして、原因に合った治療を受けてください。
専門の治療を受けながら生活習慣を正す、ストレスをためこまないなど工夫が大切なポイントです。

4.まとめ

動悸(どうき)・息切れの原因や予防・対処法、治療法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
長く続けば続くほどとても苦しい症状です。
動悸(どうき)は生活に支障をきたすため、できるだけ早めに解消しなければなりません。
動悸(どうき)・息切れの原因には更年期障害や過剰なストレス、病気などがあがっています。
自分の原因を見つけて適切な方法で予防・対処していきましょう。
また、症状を緩和する「漢方薬」の利用も1つの治療法になります。
漢方薬は薬より副作用が少ないので安心です。症状に合った種類を選ばなければなりません。
漢方に詳しくない人は漢方薬局など知識がある人に相談してください。