ホルモンバランスが乱れる原因とは?どう対処すればいいの!?


6a098c03-2128-4190-a8d6-7bac3d9bc7d0女性の体は一生のうちに何度も変化を迎えます。
この変化をつかさどっているのが、女性ホルモン。
女性ホルモンの変化によって二次性徴や月経、さらに更年期障害などが発生します。
ですから、ホルモンバランスの乱れは体の不調の原因になるのです。
そこで、今回はホルモンバランスが乱れる原因や対処法をご紹介しましょう。女性ホルモンは20代をピークに少しずつ減少します。
また、ストレスなどでもバランスが崩れるのです。
ですから、最近体調がすぐれないという方は、ぜひこの記事を読んでホルモンバランスの整え方のヒントをつかんでください。

  1. 女性ホルモンって何?
  2. ホルモンバランスが乱れると起こる症状とは?
  3. ホルモンバランスが乱れる原因とは?
  4. ホルモンバランスの確認方法
  5. ホルモンバランスの整え方
  6. おわりに

1.女性ホルモンって何?

女性ホルモンとは、妊娠や出産に備えて脳が指令を出し、卵巣が作るホルモンの総称です。
代表的なものが「エストロゲン」と「プロゲストロン」というふたつのホルモンになります。
二次性徴が始まるころから分泌量が増えだし、閉経を迎えるころに量が少なくなるのです。
女性らしい体つきや月経、妊娠ができるのは女性ホルモンが正常に分泌されているあかし。
しかし、その一方で女性ホルモンが正常に分泌できないと、肉体だけでなく精神にも悪影響が出る可能性があるのです。

2.ホルモンバランスが乱れると起こる症状とは?

では、ホルモンバランスが乱れるとどのような症状が出るのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。
お心当たりがある方もいるのではないでしょうか?

2-1.肌荒れ

肌荒れの原因は、皮脂の過剰分泌によることが多いのです。
皮脂の分泌をコントロールしているのは男性ホルモン。
実は、女性でもごく微量の男性ホルモンが分泌されているのです。
もちろん、男性にもごく微量の女性ホルモンが分泌されています。
ホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンの分泌が活発になり皮脂の分泌が増えて肌荒れが起こりやすくなるでしょう。

2-2.生理不順

女性は、約28日周期で生理があります。
この月経をコントロールしているのも女性ホルモン。
ですから、ホルモンバランスが乱れると生理の周期も乱れる可能性が高くなります。
また、子宮の内容物がはがれて不正出血が起こる可能性も高くなるでしょう。
さらに、生理痛がひどくなったり出血量が多くなったりする可能性もあります。

2-3.体重の増加

女性ホルモンのバランスが崩れると体重が増加しやすくなります。
ですから、「食生活が乱れているわけでもないのに、いきなり太った」という場合はホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。

2-4.イライラ、抑うつ

女性ホルモンは精神面にも影響をもたらします。
生理前になるとイライラするという方もいるでしょう。
それは、女性ホルモンの影響です。
ホルモンバランスが乱れると感情の起伏がより激しくなります。
イライラする方もいれば、逆に気持ちが落ちこんで抑うつ傾向になる方もいるでしょう。

3.ホルモンバランスが乱れる原因とは?

では、ホルモンバランスが乱れる原因はなんでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。

3-1.生活の乱れ

寝不足や不規則な食生活が続くと、ホルモンバランスはどうしても乱れがちになるでしょう。
最近は、女性でも男性と同じように働くことが当たり前になっています。
しかし、女性は男性よりも体がデリケートにできているのです。
また、生理中はどうしても体調も崩れがちになるでしょう。
生活が乱れれば、体のバランスも崩れてホルモンも正常に分泌されにくくなります。
仕事や勉強にうちこみすぎても生活は乱れがちになるでしょう。

3-2.極端なダイエット

今の女性が摂取する平均的なカロリーは、太平洋戦争直後の食糧不足のときと同じくらい低いそうです。
それだけ「スリムな体をキープしたい」という女性が多いのでしょう。
しかし、あまり体重を減らしすぎると、体は生きるために生命活動に不要な機能からストップしてしまうのです。
生理もそのひとつ。
生理が止まれば女性ホルモンも乱れてしまいます。
また、将来不妊になる可能性もあるのです。

3-3.ストレス

ストレスは体に重大な悪影響を与えます。
ストレスで生理が止まってしまった、という例も少なくはないのです。
今は、女性も社会的に高い地位につくことも多くなった反面、仕事と育児、家庭との両立に悩む方も増えています。
その結果、ストレスでホルモンバランスが崩れることもあるでしょう。

3-4.加齢

女性ホルモンは二次性徴が始まるころに分泌され始め、20代でピークを迎えます。
その後30代で分泌は減り始め、50代で閉経するのです。
分泌量が減り始めてから閉経を迎えるまでが、いわゆる「更年期」で、ホルモンバランスが乱れると同時にいろいろな体の不具合が起こりやすいといわれています。
体調だけでなく精神面でも不安定になる方も多いでしょう。

4.ホルモンバランスの確認方法

ホルモンバランスが安定しているのか、それとも崩れているのかを判断するには、基礎体温を測りましょう。
基礎体温とは、朝目覚めてすぐの体温のこと。生理がある女性は、高温期と低温期が順番にやってきます。
グラフをつけるときれいな山と谷に分かれるでしょう。
高温期と低温期がはっきりと分かれない場合は、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。
今は、基礎体温を記録するアプリなどもありますので、記録し続けてみましょう。

5.ホルモンバランスの整え方

では、最後にホルモンバランスの整え方をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

5-1.婦人科で薬を処方してもらう

ホルモンバランスの乱れによる症状は、個人差が大きいのです。
生活を規則正しくする程度で治るならば、それに越したことはありません。
しかし、症状がひどい場合は婦人科で治療を受けましょう。
生理前のイライラがひどいのもPMS(月経前症候群)という、立派な病名があります。
また、更年期障害も婦人科で治療を受けると症状が軽減することがあるのです。
ですから、体調不良が長く続いた場合は一度婦人科を受診してみましょう。

5-2.漢方薬を服薬してみる

ホルモンバランスは一度乱れてしまうと、整うまでに時間がかかることもあります。
また、体質によってホルモンバランスが乱れやすい方もいるでしょう。
そのような方は漢方薬を服用してみてください。
漢方薬は植物の茎や根、葉、実などを利用した「生薬」を原料とした薬です。
病院で処方される薬よりも効き目が穏やかで副作用が出にくいため、長期にわたって服用することが可能になっています。
また、漢方薬は東洋医学の考えに基づいて処方されるのです。
西洋医学が具合の悪い臓器をピンポイントで治療するのに対し、東洋医学は体全体のバランスを整えることで、不具合を解消します。
ですから、体質改善などもしやすいでしょう。
婦人科で長年治療を受けたがいまひとつ効果がないという場合は、漢方薬を試してみる価値もあります。

6.おわりに

いかがでしたか?
今回はホルモンバランスが乱れる原因やその対処法をご紹介しました。
女性の体は、二次性徴が始まると妊娠や出産がスムーズにできるように体の機能が整えられていきます。
ですから、その機能を整えるホルモンバランスが崩れると、不具合も起こりやすいでしょう。
女性が男性並みに活躍する時代になりましたが、やはり男性よりデリケートな体であるということを自覚して、無理をしすぎないように気をつけてください。
特に、生理前後は体調を優先にすることが大切です。