更年期障害の可能性もある原因不明のイラつき!40代男性に多い症状


イライラ働き盛りの40代は、忙しくて体調を省みる時間のゆとりもありませんよね。日々仕事に追われ、周囲からの評価も気になる世代です。ストレスも多く抱え込む傾向があります。
体をゆっくり休めることもできないなら、心を休めることも難しいはずです。わけもなく急にイラつきを覚える。心をうまくコントロールできず、悩んでいる方は多いものです。
40代は管理職昇進や業務への責任も重たくなる時期。今まで以上に頑張ろうと思うほど、プレッシャーものしかかってくるのです。
特別な理由もないのにイラつきが続き、自分は病気では?と不安に感じることもあるのではないでしょうか?また、感情をコントロールできないと、周囲と人間関係のトラブルに発展する恐れも出てきます。
わけもなくイライラする方や普段からイラつきに困っている方は、この記事を参考にして体調管理を行ってみてください。

  1. イラつきの主な症状
  2. わけもなくイライラする原因
  3. 原因不明のイライラへの対処法
  4. まとめ

1.イラつきの主な症状

人間はストレスと向き合い、理不尽なことがあっても感情をコントロールしながら生きています。想像とは違う出来事・予定とおりに進まない仕事・体調不良などが重なると、どうしても心に充足感を抱くことができません。
イラつきは、抑え込んでいた感情が爆発する瞬間です。人によって現れ方が違います。人間関係を良好に保(たも)つためには、イラつきとうまく付き合っていく必要があるでしょう。

1-1.ものを破壊する

感情が爆発すると、ものへ怒りや八つ当たりをする人もいます。抑えることができず、身近にあるものを手当たりしだい壊してしまい、落ち着いてから後悔することもあるでしょう。
普段から感情を抑制している人ほど、破壊行為が激しくなることもあります。

1-2.人に八つ当たりする

もちろん、イラつきを顔や態度に表さずに済む人もいます。しかし、さまざまな我慢を続けて鬱憤が蓄積し、思わぬシーンで人に八つ当たりすることもあるのです。
今まで自分が受けてきた理不尽な出来事を、ほかの誰かにぶつけることで解消しようとしてしまうのでしょう。八つ当たりは、周囲への信頼を失うことになります。人間関係にヒビが入ると、社会生活がきちんと送れなくなることもあるので注意してください。

1-3.横柄な態度を取る

八つ当たりと同様に、横柄は態度を取るケースもあります。特に、上司からの注意や失敗したことを指摘されたときは、誰でも不安に感じますし、気持ちのいいことではありません。悪いことはいつまでも人の心に残ります。以前言われたことを関係のない相手にぶつけ、横柄な態度を取ってしまうのです。
友人や家族との絆(きずな)も失ってしまう結果になりますので、少し深呼吸して落ち着くようにしてみてください。

1-4.突然泣き出す

イラつきは、心が不安定になっている状態です。中には、突然激しく泣き出してしまう人もいます。理由もないのに不安になり、涙があふれて止まらないこともあるでしょう。
心身ともに疲弊している状態では、日常生活もままならないことも出てきます。

2.わけもなくイライラする原因

人によって、イライラする理由は違います。イライラする原因がわかれば、自然と対処法も見えてくるでしょう。長期間イライラしていると、心も体も不調に陥るので注意してください。

2-1.理想とのギャップ

40代は、人生の中で最も成熟した時期であり、特に男性は出世にベストなタイミングでもあります。自分が思い描いていた未来予想図とのズレ・計画したとおりに物事が進行しない・僅かななミスを指摘される。理想と現実のギャップに苦しむ人は多いのです。
仕事に関連することだけに限らず、プライベートでもギャップは起こります。家族や恋人との在り方に悩む人は多いはずです。

2-2.更年期障害

男性にも更年期障害があることをご存じでしたか?身体的理由を挙げるのなら、女性同様に更年期障害を疑ってみてください。45歳前後に起こりやすい症状で、自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れを起こします。
更年期障害の主な症状は、頻繁にイライラする・脱力感・発汗・ほてりなどが挙げられますので、ご自身の体調と照らし合わせてみてください。今までと同じ暮らしをしているのに、突然イラつきに悩むようになったら、体が合図を出していると考えてみましょう。

2-3.ホルモン量減少

男性は年齢を重ねると男性ホルモンの分泌が減少します。ホルモン減少に比例して、抑うつ症状や精神不安を招き、更年期障害へと発展していくのです。
男性ホルモンにはテストステロンという物質が含まれ、骨・筋肉・生殖機能・性欲に影響をしています。分泌量低下は、意欲が失われていく原因です。突然泣き出してしまうなど、感情のコントロールが難しくなるのは、男性ホルモンが減少しているサインでもあります。
男性ホルモンが低下することにより、ED(勃起不全)に陥って自信喪失してしまうケースもあるのです。閉経とともに症状が落ち着く女性とは異なり、男性は不足したホルモンを補う必要があります。放置して、深刻なうつ病になることもあり、注意しなければなりません。

3.原因不明のイライラへの対処法

心身ともに疲弊した状態が続くと、深刻な症状に発展することも少なくありません。長い人生を充実して過ごすようにするためにも、ぜひ対処法を知っておくようにしましょう。

3-1.ストレスを発散する

ストレス発散の方法は、人によって異なります。心に秘めていた悩みや思いを、親しい人に話すことも解消するきっかけになるはずです。言葉にするだけで、心に溜(た)まった重荷が取れて楽になります。
「1人カラオケ」という言葉が流行(りゅうこう)しましたが、大きな声を出すのも効果的です。人に相談するのは嫌だという方は、ぜひ大きな声で歌ってみてください。とてもすっきりした気持ちになりますよ。

3-2.適度な運動

忙しいと体を動かす機会も減ってしまいますよね。しかし、健康的な暮らしには運動は必要です。特に、普段デスクワークが中心の方は、運動不足になりがち。休日や空(あ)いた時間を運動に使ってみませんか? 
適度な運動は脳の活性化にもつながり、集中力もアップします。免疫力も高まって、体調管理しやすくなるでしょう。

3-3.男性ホルモン補充療法

泌尿器科では、更年期障害だと判断されると男性ホルモン補充療法を受けることができます。最初に血中テストステロンの値を計測し、平均を下回る場合に適用されるものです。
男性ホルモン補充療法は、高い治療効果が得られるとして注目されています。イライラに悩んでいた方も辛(つら)い症状が緩和しているのです。もしかしたら更年期障害では?と感じたら、泌尿器科を受診してみましょう。

3-4.漢方医学を取り入れる

ホルモン補充療法に抵抗がある方は、漢方治療をオススメします。漢方医学では、症状だけでなくその人の体質に合わせての処方が重要ですので、自分で判断せず、漢方薬局などの専門家に相談するようにしましょう。いくつか代表的なものを紹介します。

柴胡加竜骨牡蛎湯

不眠やイライラなどを抑え、精神を安定させる効果のある漢方薬です。ただし、胃腸が弱く軟便や下痢を起こしやすい方は服用に注意する必要があります。

抑肝散半夏陳皮

神経症やそれに伴う不眠症に効果を発揮する漢方薬です。比較的体力が低下して症状が慢性化している場合にも用いられます。

桃核承気湯

血液の循環を改善し、ホルモンバランスを整える働きを持つ漢方薬です。イライラなどの精神症状だけでなく、腰痛・便秘などにも効果が期待できます。

4.まとめ

原因がわからないイラつきについてご紹介しました。

  • イラつきの主な症状
  • わけもなくイライラする原因
  • 原因不明のイライラへの対処法

男性にも起こる更年期障害は、心身ともに不調を引き起こします。今までと同じ暮らしをしているのに、不調が現れると心配ですよね。 わけもなくイラつく・不安になる・突然泣き出すなど感情をコントロールできないようなら、泌尿器科で血中テストステロン値を計測してもらいましょう。男性ホルモン補充療法はとても効果的で、症状緩和につながります。
悩みを親しい人に相談する・ストレス発散する・適度な運動など、心身ともにリフレッシュできる方法を探してみてください。