体調を崩しやすいとお悩みの人必見!〜原因と改善3つのポイント〜


ほかの人と比べると、すぐ体調を崩してしまう…とお悩みの方は男性にも女性にもいます。疲れやすい・身体のあちこちが痛む・眠れない・すぐに熱を出すなどの虚弱体質は、日常で改善することは可能です。頻繁に体調が崩れる虚弱体質の原因や体質改善方法などをご紹介しましょう。

  1. 頻繁に体調が崩れる原因
  2. 体質改善をはかる方法
  3. まとめ

1.頻繁に体調が崩れる原因

虚弱体質に悩まされている人は意外と多いものです。

  • 体力が続かない
  • 疲れやすい
  • すぐに熱を出したり風邪をひいたりする
  • おなかをこわしやすい(もしくは便秘が続く)
  • 食べているのに太れない
  • 貧血気味で顔色が悪い

など、虚弱体質の人は常にさまざまな症状を感じています。上記のように頻繁に体調を崩してしまうのはどのような原因が考えられるのでしょうか?

 1-1.食生活の乱れ

昔と比較すると、現代人の食生活はかたよっています。レトルト食品や加工食品、ファストフードを口にする機会も増えているので添加物や脂質の摂取も増加しているのです。

反面、生野菜や海草類、果物などビタミンやミネラルを多く含む食品を食べる機会は減っているために栄養のバランスがかたよります。

健康をサポートする栄養素が足りなくなると、当然体調はすぐれなくなるのです。また、脂質や添加物などは基本的に消化に悪いのでおなかをこわしたり逆に便秘になったりします。腸の調子は健康を大きく左右するので消化のよい栄養のバランスが整った食生活が大切なのです。

1-2.運動不足による体力の低下

大人になるにつれ、人間の運動量は減ってしまいます。運動量が減ると筋肉が落ちて動くのがおっくうになるのです。

  • 電車やバスではすぐ座る
  • 歩くのがつらいのでタクシーばかり使ってしまう
  • 数分でも立っていられない
  • 階段は息切れがするので使わない
  • 休日はでかけずゴロゴロしている

​上記のような習慣に心当たりはありませんか。身体を動かさなくなると筋肉がおとろえるだけではなく体力も失われてしまうのです。

1-3.自律神経が乱れている

自律神経とは、自動的に働く神経のことで自分の意思ではコントロールできません。自律神経には活動をつかさどる「交感神経」と休息をつかさどる「副交感神経」の2種類があり自動的に切り替わる仕組みになっています。

自律神経の働きは、睡眠不足や精神的なストレスによって狂いやすく、自律神経失調症になることもあるのです。自律神経失調症は、頭痛・動悸(どうき)・息切れ・めまい・手足のしびれ・多汗・冷えなどさまざまな症状を引き起こします。そのために、常に身体に不調を感じるようになってしまうのです。

また、季節の変わり目など、決まった時期に自律神経が乱れやすい人もいます。最近では、産後の女性が自律神経失調症に悩まされるケースも増えているのです。

1-4.うつ病のサイン

食欲がない・眠れない・頭痛・めまい・腰痛・吐き気などの症状が毎日続き、何をしても改善されないとお悩みの人は少なくありません。上記のような状態が続くときは「うつ病の第1歩」ということもあります。

実は、心が疲れると身体にも影響をおよぼすのです。さまざまな不調は、「ストレスが限界を超えているから休んでください」という身体と心からのサインでもあります。この段階で改善策を考えないと「不安感」や「自信喪失」「自責感」など、より深刻なうつの症状が現れてしまうこともあるのです。

1-5.遺伝によるもの

ほかの人に比べると免疫力が低く、病気になりやすい体質は遺伝の可能性もあります。しかしながら、生まれつき身体が弱く病気ばかりしていたという人でも体質は改善できるのです。

基本的に体質は、後天的な要素(食事・生活習慣・環境など)で形成されることが多いので改善・克服(こくふく)は可能となります。

2.体質改善をはかる方法

体調を崩しやすいと、遊びや旅行などの予定が狂うだけでなく仕事に支障をきたすこともあります。また、外見にも「疲れ」がにじみ出てしまうので老けて見えたり、ほかの人から「お疲れのようですね」などといわれたりすることもあるでしょう。元気でイキイキとした日々を送れるように虚弱体質を改善して元気になる方法をご紹介します。

2-1.体力をアップする食生活に変える

加工食品やファストフード、お菓子ばかりの食生活をやめましょう。できるだけ自分で調理するか、外食するならさまざまなおかずが出る定食屋などを選び、量産ではない手作りの食事をするように心がけてください。

特に、積極的に食べたいのはビタミンやミネラル、良質なたんぱく質などです。生の野菜や果物、海草類、大豆製品(納豆・豆腐・みそなど)、白身の魚や脂身の少ないとり肉などを食べるようにしましょう。

また、体力や免疫力をアップする効果があるといわれている長芋、にんにく、ニラ、ヨーグルト、梅干しなども積極的にメニューに取り入れたいものです。

2-2.運動する習慣を付ける

疲れやすいからとゴロゴロしてばかりいては、体力も免疫力も落ちてしまいます。けれども、まったく運動する習慣がない人がいきなりジム通いを始めても挫折(ざせつ)しがちです。最初は少しずつ身体をならしながら運動量を増やしてください。

2-2-1.ウォーキング

1回30分ほどを目安に、1日置きにウォーキングを始めましょう。足腰をきたえることは健康にもダイエットにも効果があるのです。

だらだらとのんびり歩くのではなく、腕を振ってリズミカルに歩くようにしてください。通勤のときにひと駅前で降りて歩く、会社内でエレベーターなどを使わず階段を使う、買い物のときに遠いスーパーまで行く…など、日常生活の中で歩く機会をこまめに増やしましょう。

2-2-2.バランスボール

バランスボールは、座っているだけで身体の奥にあるインナーマッスルをきたえることができます。部屋にころがして、テレビを見るときや雑誌を読むときなど椅子代わりに使いましょう。インナーマッスルをきたえると腹筋や背筋などの筋肉も強化されます。全体的に筋肉量が増えることで運動もしやすくなり体力もアップするのです。

2-2-3.サイクリングや自転車型トレーニングマシン

自転車こぎは足腰がきたえられ、脂肪を燃焼しつつ筋肉を強化できます。サイクリングに出る時間がないという人には、室内で自転車こぎができる自転車型トレーニングマシンがおすすめです。

過激な運動を取り入れるのではなく、毎日身体を動かして少しずつ運動量をアップしてください。徐々に体力が付いてきたことを実感できるでしょう。

2-3.上質な睡眠を心がける

上質な睡眠は心と身体の疲れをいやしてくれます。心地よい眠りに就くためには、寝る前に入浴し全身をリラックスしてください。寝室の環境作りや快適な寝具選びにもこだわりましょう。

また、スマートフォンやタブレットのブルーライトは人間の生体リズムを乱すといわれています。また、さまざまな情報が目や耳から入ってくるので神経も脳もさえてしまうのです。心身ともに休ませるために、ベッドには持ち込まないほうがいいでしょう。

2-4.漢方を取り入れる

病院に行っても改善されない不調や疲労感、だるさなどの症状にお悩みの人におすすめなのが漢方です。西洋医学を取り入れている病院とは違い、東洋医学に基づいた漢方は不調の原因を身体全体のバランスを診ることで探します。そして、その人の体質や症状にあった漢方薬を調合するのです。

漢方の考え方では、頭痛・便秘・腰痛・のぼせ・冷え性・疲労など「何科の病院に行けばいいのかわからない症状」はすべて関係し合っているとしています。そこで、お悩みの症状の原因をつきとめ人間がもともと持っている自然治癒力をあげることで虚弱体質を改善するのです。

風邪やインフルエンザのようなはっきりした症状はないのでけれど、常に調子が悪いし十分寝てもいっぱい食べても改善されないという人は1度診てもらいましょう。ストレスなど精神的なことが原因でなりやすい自律神経失調症の人にも、心と身体のバランスを整える漢方は有効なのです。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。疲れやすい、すぐに体調を崩すなど、虚弱体質の原因や改善方法などがおわかりいただけたかと思います。自分に思い当たる原因があれば、日常生活の中で改善を試みることで虚弱体質を変えることはできるでしょう。

また、複数の不調にお悩みの場合、おすすめなのが漢方です。自然の生薬をもとに処方される漢方薬はアンバランスになっている身体を根本から整えてくれます。焦らずに日常生活の中で少しずつ改善策を取り入れ、元気はつらつな若々しい身体を手に入れてくださいね。