五十肩の悩みを解消するための6項目! 漢方で効果的に痛みをなくす!


五十肩の症状にお悩みではありませんか? 五十肩は肩こりや首の痛みと間違えやすく、正しい治療を受けていない人が多いと言われています。自然に治るものですが、後になって運動障害が残る可能性もあるため、注意が必要です。そんな五十肩に、漢方が効くということをご存じでしょうか。この記事では、五十肩の治療法や予防法のほかに、おすすめの漢方薬をご紹介したいと思います。

  1. 五十肩の基礎知識
  2. 五十肩の悩みや影響
  3. 五十肩の治療や予防
  4. 五十肩に効果がある漢方薬とは?
  5. 五十肩改善に効く漢方薬、もらい方と飲み方
  6. 五十肩にかんするよくある質問

この記事を読むことで、五十肩の悩みが解決するはずです。ぜひ参考にして、痛みのない毎日を手に入れてください。

1.五十肩の基礎知識

まずは、五十肩という病気について解説しましょう。

1-1.どんな病気なのか?

五十肩とは、肩関節周囲炎のことです。五十代の人に多いことから、このような呼び方をされています。よく似たものに「四十肩」がありますが、どちらも同じ病気です。同じように、四十肩は四十代で発症することが多いため、このように呼ばれています。肩関節周囲炎とは、肩関節が炎症を起こし、痛みが起こる病気です。ひどくなると腕が思うように動かなくなり、日常生活にも大きな支障をきたすようになります。最近は二十代や三十代で発症することも珍しくなく、注意が必要です。

1-2.症状

五十肩の症状は急性期と慢性期に分けられます。通常は急性期から始まり、突然肩に激しい痛みが起こるのが特徴です。腕を動かしたときだけでなく、安静にしていても痛むことがあり、しびれを伴うこともあります。このような急性期は数日で治まり、鈍い痛みが特徴の慢性期に移行していくことになるでしょう。慢性期に入ると、激しい痛みはなくなります。安静にしていればほとんど痛みを感じないため、治ったように感じる人も多いでしょう。しかし、実際には急性期の炎症が影響し、筋肉が硬くなっている状態です。「腕が上がらない」など、動かしにくさを感じることが多くなります。慢性期は半年から1年ほど続くこともあるため、早めに対処することが大切です。

1-3.主な原因

一般的には、加齢に伴って肩の関節が硬くなることで起こると考えられていますが、はっきりとした原因は分かっていません。そのほかにも、生活習慣やホルモンバランスの変化などが影響して発症することもあるでしょう。特に、長時間腕を上げた状態で作業した後などに起こりやすいため、注意が必要です。

2.五十肩の悩みや影響

五十肩になりやすい人の特徴や影響などをまとめました。

2-1.なりやすい人とは?

五十肩は四十代~六十代の人に多い病気で、男女差などは特にありません。特に、若いころスポーツで肩を痛めた経験がある人は発症しやすいと言われているため、注意が必要です。また、体の歪(ゆが)みがある人は五十肩のリスクが高まります。普段から猫背になりやすい人は、意識して姿勢を正すようにしましょう。五十肩の原因には不規則な生活習慣も関係しています。睡眠時間が短い人や食生活が乱れている人・ストレスをためこみやすい人なども、五十肩になりやすいということを覚えておきましょう。

2-2.日常生活への影響

人間の関節で最も大きく動くのが、肩の関節です。五十肩によって痛みや動きにくさが出ると、日常の動作に支障をきたすことになるでしょう。仕事や家事にも影響するだけでなく、痛みが原因で睡眠が妨げられることもあります。また、肩をかばうことで別の関節を痛めてしまうケースも少なくないでしょう。

2-3.放置するとどうなるのか?

五十肩は治療しなくても自然に治る場合もあります。しかし、そのほとんどが、症状が軽症のうちに異変に気づき、肩に負担がかからないよう気をつけて生活したためです。問題は、放っておいても治らないケースでしょう。痛みがどんどん強くなってくる場合や、痛みの範囲が広がってきている場合は、悪化している証拠です。長期間にわたる治療が必要になってしまうため、放置しないようにしてください。

3.五十肩の治療や予防

では、五十肩の治療法や予防のポイントをご紹介します。

3-1.検査方法

病院ではまず、問診が行われます。いつから、どのような症状があるのか、どのようなときに症状が出るのかなどを詳しく聞かれるため、すぐに答えられるようまとめておきましょう。次に、症状が出ている箇所を触る・圧迫するなどして触診を行います。痛みが出ずにどこまで腕が回るかなどを確認するのです。さらに、ほかの疾患である可能性を消すために、X線やMRI・超音波・血液検査が行われます。その結果、ほかの部位に障害が認められない場合、五十肩と診断されることになるでしょう。

3-2.治療方法

五十肩の治療は、整形外科で行われます。急性期と慢性期では治療方法が異なるのが一般的です。まず、急性期には消炎鎮痛剤や注射などの薬物療法を行い、安静を保つことで痛みを和らげます。慢性期に入り痛みが落ち着いてきたら、運動療法の指導が行われるという流れです。

3-3.気をつけたい生活習慣

普段から姿勢が悪い人は、五十肩が悪化しやすいため注意が必要です。重心が前のめりになるため、体が歪(ゆが)みやすくなります。特に、パソコンやスマホの利用時間が長い人は、姿勢が悪くなりがちなので気をつけましょう。そのほか、不規則な生活習慣やストレスは血行不良の原因になり、炎症を起こしやすくなります。質の高い睡眠や栄養バランスのよい食事・ストレス発散を心がけ、自律神経を整えてあげましょう。

4.五十肩に効果がある漢方薬とは?

五十肩に漢方薬が効くと言われています。詳細をご紹介しましょう。

4-1.漢方は効果があるのか?

漢方医学では、五十肩が起こるのは「腎(じん)」が弱っているためであると考えます。腎が弱ると体の老化現象がすすみ、関節の疾患にかかりやすくなると言われているのです。そこで、腎を強化するための漢方薬を服用することで、五十肩を改善に導きます。実際に、漢方薬で五十肩の症状が改善された例も複数報告されているのです。

4-2.漢方治療が向いている人

漢方薬は患者一人一人の体質や症状に合わせて調合されているため、向き・不向きは特にありません。ただし、西洋薬とは違って「体質改善を目的としている」ことを理解した上で服用する必要があるでしょう。また、種類によっては効き目が穏やかで、効果を実感するまで時間がかかる場合もあります。しっかりと毎日飲み続けることができる人こそ、漢方治療に向いていると言えるでしょう。

4-3.五十肩におすすめの漢方薬紹介

五十肩におすすめの漢方薬をいくつかご紹介しましょう。

4-3-1.桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

桂枝(けいし)・芍薬(しゃくやく)・茯苓(ぶくりょう)・桃仁(とうにん)・牡丹皮(ぼたんぴ)といった5種類の生薬成分が含まれています。血行不良を改善する漢方薬として有名です。一時的な肩こりや頭痛などに使用されることも多くなっています。中肉中背タイプの人に適した漢方薬です。

4-3-2.大柴胡湯(だいさいことう)

柴胡(さいこ)・芍薬(しゃくやく)・半夏(はんげ)・生姜(しょうが)などの生薬成分が配合されている漢方薬です。体内の毒素を排出して基礎代謝を上げ、血行を促進します。虚弱タイプの人には適さず、筋肉質体型の人に最適です。

4-3-3.葛根湯(かっこんとう)

麻黄(まおう)・生姜(しょうが)・芍薬(しゃくやく)・甘草(かんぞう)などの生薬成分が配合されています。発汗・解熱・炎症抑制作用によって痛みを鎮め、血流を促進する漢方薬です。こわばった肩や首周りの筋肉を緩和し、五十肩を改善します。

4-4.注意点

漢方薬は、一人一人の症状や体質に合ったものを服用する必要があります。合わない漢方薬を飲んでも効果が発揮されない場合が多いため、選ぶ際は十分注意してください。自己判断では難しいため、専門の医師か薬剤師に相談した上で服用することをおすすめします。

5.五十肩改善に効く漢方薬、もらい方と飲み方

五十肩の改善に効く漢方薬のもらい方や飲み方などをまとめました。

5-1.漢方治療の注意点

漢方薬は穏やかに効果が現れるものと、即効性のあるものがあります。服用する前に、特徴を把握しておくのがおすすめです。また、自分に合った漢方薬を選ぶために、体質チェックをしておくことが大切になります。「虚弱体質」「冷えやすい」など、自分の体質をチェックし、適している漢方薬を選ぶようにしてください。

5-2.価格について

漢方薬は、医師の処方がない場合、保険適用外です。漢方薬局では処方箋なしでも漢方薬を購入できますが、価格は薬局によって異なります。漢方薬局である「医心堂薬局」の場合は、15日分の漢方薬を一律11,340円で販売中です。まずは無料相談を利用して、服用期間などを確認してみるとよいでしょう。

5-3.漢方薬局の選び方

漢方薬局とは、漢方を専門に扱う薬局のことです。漢方にかんする知識を持つ薬剤師がカウンセリングを行った上で、患者に合った漢方薬を処方してくれます。最近は漢方薬局の数も増えてきているため、その中から自分に合った薬局を選ぶことが大切です。できるだけ、実績が豊富で料金体系が分かりやすい薬局を利用するようにしましょう。また、無料相談を受け付けているかどうかも重要なポイントです。

6.五十肩にかんするよくある質問

「五十肩について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

6-1.五十肩と肩こりはどう違いますか?

A.肩こりは肩や首の筋肉が疲労し、血液の循環が悪くなって起こるものです。一方の五十肩は、肩の関節や筋が炎症を生じている状態を言います。

6-2.五十肩の改善にストレッチは効果的ですか?

A.慢性期の五十肩には効果的です。急性期は、無理に肩を動かすと症状が悪化することもあるため、避けた方がよいでしょう。慢性期に入り、痛みが落ち着いてきたら少しずつストレッチを取り入れてみてください。

6-3.痛みが強いときは、どのような薬が処方されますか?

A.基本的には非ステロイド性の消炎鎮痛薬などが処方されますが、痛みが強いときはステロイド剤と局所麻酔剤の混合液を注射することもあります。

6-4.五十肩になってしまいました。就寝時の注意点にはどのようなものがありますか?

A.痛い方の肩が体の下敷きにならないよう注意しましょう。寝返りを打ったときに腕が動かないように、腕を固定したまま眠るのもおすすめです。

6-5.五十肩を治療せず放置していたら痛みが治まりました。このままにしておいて問題ありませんか?

A.痛みが自然に消えても、肩関節の可動域制限が生じる場合がほとんどです。元のように動くようにするためには、適切な治療を受ける必要があるでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 五十肩は珍しい病気ではありません。しかし、適切な治療を受けなければその後の生活に支障をきたすようになることもあるのです。自分の症状が本当に五十肩によるものなのかを知り、できるだけ早く病院での治療を受けながら、漢方薬を取り入れることも検討してみてください。そうすることで、生活に不便を感じるようなことは少なくなるはずです。