貧血に悩んでいる人必見! 漢方薬を用いた改善方法を解説


貧血とは何らかの原因で、血液中の赤血球やヘモグロビンが少なくなった状態です。特に、女性に起こりやすい体の不調で、悩んでいる人も多いことでしょう。病気由来の貧血以外は、意識して鉄分を取るなどすれば改善できます。しかし、食生活に気をつけていても、貧血になりやすい人もいるでしょう。そのような人には、漢方薬を用いた治療が効果的なこともあります。

今回は、貧血の原因や漢方薬を用いた改善方法などを解説しましょう。

  1. 貧血の基礎知識
  2. 貧血のセルフケア
  3. 漢方薬を用いた貧血の改善方法
  4. 漢方薬局を利用してみよう
  5. 貧血や漢方に関するよくある質問

この記事を読めば、貧血を改善する方法のヒントがつかめます。貧血に悩んでいる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.貧血の基礎知識

はじめに、貧血の原因や症状を解説します。

1-1.貧血とはどのような症状?

前述したように、貧血とは何らかの原因で血液中のヘモグロビンや赤血球が減少する症状です。原因により、「鉄欠乏性貧血」や「ビタミンB12欠乏性貧血」などと呼び分けられます。貧血は性別関係なく起こりますが、女性の方が月経・妊娠・授乳等がきっかけで貧血になりやすいでしょう。

1-2.貧血の原因

貧血は、鉄分・ビタミンB・葉酸等栄養素の不足で起こるものと、病気が原因で起こるものがあります。今まで何の問題もなかったのに、急にひどい貧血になったという場合は、病気の可能性が高いので至急病院を受診してください。女性の場合は、妊娠をきっかけに貧血になる人も多いでしょう。また、過度なダイエットや激しい運動のし過ぎなどでも、貧血になることがあります。

1-3.貧血の症状や弊害

貧血になると、赤血球が不足して体のすみずみまで酸素が行きわたりにくくなります。その結果、疲れやすい・だるい・立ちくらみ・めまい・息切れといった症状が出ることが多いでしょう。「なんだか疲れが取れにくいと思ったら、貧血だった」というケースもあります。貧血が続いたり、貧血が重度になったりすると日常生活にも支障が出ることがあるでしょう。

2.貧血のセルフケア

病気が原因でない貧血の場合は、以下のようなセルフケアをすると症状が改善しやすくなります。

  • 鉄分の多い食材を意識して食べる:1日の摂取量の目安は男性・12~15mg、女性・15~20mg
  • タンパク質を意識して取る:ヘモグロビンはタンパク質と結合しやすいため
  • 激しい運動をする場合、鉄剤などサプリメントを摂取する

鉄分を多く含む食材は、レバー・小松菜・あさり・青魚などです。また、鉄分を添加した健康食品も多いので、栄養バランスが崩れがちな人は、そのような食品で鉄分を補給しましょう。

3.漢方薬を用いた貧血の改善方法

この項では、東洋医学における貧血の考え方や貧血の改善に用いられる漢方薬を紹介します。

3-1.東洋医学における貧血の考え方

東洋医学は、中国を中心に発展してきた医学です。鍼灸(しんきゅう)や漢方薬を使い、西洋医学とは異なるアプローチで病気を治療していきます。東洋医学における健康とは、気・血・水(血以外の水分)が体内で規則正しく巡っていることです。東洋医学では、貧血を血や気が不足した状態と考えています。

3-2.漢方薬を用いた貧血の改善に向いている人

前項でご紹介したように、貧血は食生活の乱れや月経・妊娠・授乳など体内での鉄消費量が増えることによって起こることも多いのです。また、一度貧血になるとなかなか改善しない、という人もいます。病気以外の原因で貧血に悩んでいる人や、食生活の改善や鉄分の摂取ではなかなか貧血が改善しない人に、漢方薬を用いた治療が向いているでしょう。漢方薬は、草・木・鉱物から作られた生薬を原料としています。そのため、効き目が穏やかで長期間服薬することが可能です。

3-3.貧血の改善に用いられる漢方薬

貧血の改善には、以下のような漢方薬が用いられます。

  • 人参養栄湯(にんじんようえいとう):体が弱い人のほか、病後などで体力が落ちている人に用いられる
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):月経や妊娠など、女性特有の原因で起こる貧血に効果的
  • 加味帰脾湯(かみきひとう):胃腸が弱く栄養不足になりやすい人に用いられる

これら以外にも症状や体質・経過・生活習慣などに合わせて、最適な漢方が用いられます。

3-4.漢方を用いた改善を行う前に知っておきたいこと

貧血は、病気の症状である場合もあります。立つたびにめまいがする、起き上がれないくらいだるいといった症状が現れている場合は、すぐに病院を受診し検査を行いましょう。内科にかかりつけ医がある場合はまずそこを受診してください。すでに薬を服用している人は、漢方薬を処方してもらう際、必ずお薬手帳を持参して薬剤師と相談してから、購入しましょう。

4.漢方薬局を利用してみよう

漢方薬は、ドラッグストアでも販売されています。しかし、調合済みの漢方薬は万人に効果が出るように作られているため、効果が実感しにくいこともあるでしょう。自分の症状に合った漢方薬を購入したい場合は、漢方薬の調剤・販売を専門に行う漢方薬局を利用しましょう。漢方薬局では、薬剤師が顧客の症状や体質の相談を受け、その人に合った漢方薬を調合してくれます。近年は、初めての人でも利用しやすいようにホームページや相談窓口を設ける漢方薬局が増えました。相談窓口では、プライバシーが保たれているので、安心して悩んでいる症状などを詳しく薬剤師に相談してください。

心堂薬局では、お客様の症状や体質・今までの経過などを詳しくお聞きして体質や症状に合った漢方薬を調合しています。調合した漢方薬の種類にかかわらず、煎じ薬は15日分¥11,340(税込)・粉薬は15日分 9,720円です。無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

医心堂薬局 無料相談のお申し込み
https://www.ishindo.net/無料相談のお申し込み.html

5.貧血や漢方に関するよくある質問

Q.子どもでも貧血になることはありますか?
A.はい。特に女性は月経が始まると貧血になりやすくなるので注意しましょう。

Q.妊娠や授乳による貧血は、自然と治りますか?
A.治る人もいますが、食生活等に気をつけないとそのまま回復しない人もいるでしょう。

Q.男性の貧血は病気の可能性が高いのですか?
A.いいえ。男性の場合は激しいスポーツのやりすぎや栄養不足で貧血になる人が多いでしょう。

Q.貧血の検査はどこで行えますか?
A.内科・血液内科のほか、健康診断の血液検査でも貧血検査があるのが一般的です。

Q.市販の鉄剤と漢方薬を同時に服用してもいいでしょうか?
A.一緒に服用しても問題ありません。

まとめ

いかがでしたか? 今回は貧血の原因や対処方法・漢方を用いた改善方法等を解説しました。貧血は悩んでいる人が多い一方で、軽視されやすい体の不調です。健康診断の血液検査で貧血が指摘されたら、食生活を見直してみましょう。長年貧血に悩んでいる人は、ぜひ一度漢方薬を用いた改善方法を試してみてください。

監修者

医心堂薬局 店主 佐竹康秀

佐竹 康秀
医心堂薬局 店主

薬剤師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

星薬科大学を卒業後、漢方の道へ。同時に鍼灸の勉強も開始。平成4年に医心堂薬局を開局。漢方歴33年・鍼灸歴30年
「それは本当に患者様のためですか?」を常に考え治療をしている。

医心堂薬局総本店店 石川篤

石川 篤
医心堂薬局総本店 店長

薬剤師・日本漢方連盟会員・生活習慣病予防士

東京薬科大学卒業/漢方歴24年
「お客様の笑顔」を創出するため、漢方だけでなく食事・考え方など、一人一人に合ったアドバイスを提供。医師・薬剤師を対象とした漢方講座も行っている。