季節に関係なく体が冷える、冷えからくる肩こり・むくみ等でお悩みの方も多いと思います。漢方薬でつらい冷えを解消し、体の中から健康にしていきましょう。
どうして冷えてしまうの? 冷え性の原因・症状
原因
- 自律神経失調
- ホルモンアンバランス
- 心臓の働き(ポンプ)低下
- 貧血
※自律神経失調が一番多いとされています。
症状
- 頭痛・肩こり
- 風邪をひきやすい
- 腹痛や下痢が多くなる
- アレルギーや肌荒れがひどくなる
- 生理不順
どんなことに注意すればよいの?冷え性の解消のために
冷え性というと単に手足が冷えると思いがちですが、「冷え」が原因になっている病気は意外と多いものです。女性特有の全ての症状は「冷え」からきているといっても過言ではありません。
次のようなことに注意が必要です。
食生活
- むやみに水分をとらない
運動不足の人が水分を摂りすぎると新陳代謝が悪くなり体を冷やします。
毎食後のお茶一杯・ティータイムのお茶一杯程度が目安です。 - 「茹でる・煮る・焼く」がおすすめ
食品には体を温める「陽性食品」と、体を冷やす「陰性食品」があります。
生で食べられる葉野菜は体を冷やしますが、加熱すると陽性食品に変わります。 - 食べ過ぎは体温を低下させる
食べ過ぎると消化活動のために血液が胃腸に集まります。すると本来行くべき筋肉や臓器への血流が足りなくなり、体温が低下し冷えを招きます。
果物の摂りすぎにも注意しましょう。果物には水分が多く、食べ過ぎは水分の摂りすぎと同じく体を冷やします。果物の中でも「りんご・さくらんぼ・ぶどう」など本来北の地域でとれるものは体を冷やしにくいので、それらを選ぶと良いでしょう。 - 熱いものを食べる
今はどこでも暖房が効いており、冷たい物がほしくなりがちです。意識して熱いものを摂らないと体は冷える一方ですので注意しましょう。
衣服
- 下半身はしっかり厚着
寒い時の外出は下着や靴下を重ねると何倍も温かく感じられます。腹巻・使い捨てカイロなどを使い冷えないようにしましょう。 - ハイヒール・サンダルは毎日履かない
冷えやすい履物の代表ですので毎日は履かないようにしましょう。 - 下着で体をしめつけない
ガードル・ボディスーツなど体を締めつける下着は血行を悪くするので注意しましょう。 - ミニスカートは冷えの原因
一番冷やしてはいけない太もも・お尻は冷えやすいので、冬の間だけでもミニスカートの着用は控えてください。 - 生理の時は靴下の重ね履き
生理の時は特に足が冷えやすいので、足を庇うようにしてください。 - 靴下の履き替え
1日3回くらい靴下を履き替えましょう(意外に効果があります)
半身浴
20~30分かけてゆったりと湯につかります。
体に負担をかけないよう、みぞおち~少し下まで湯につかり最初のうちはタオルを上半身にかけるなどして、体が冷えるのを防ぎましょう。
- お湯の温度は37~38度に設定します。とくに冷えが強い人は、普段入っているお風呂の温度よりも2~3度低めのお湯にします。
- みぞおち~下だけがつかるようにして20~30分ゆったり入浴します。
- 両手はお湯につけず浴槽から外に出しておきます。ざっと30秒程度肩までつかり半身浴を始めます。
20分経過後~追い炊きをしたり熱いお湯を加えても構いません。
肩までつかる全身浴では体温の上下差はなくなりません。みぞおち~下をじっくりと温める半身浴が全身を内側から温めるのに大変有効です。
30分以上半身浴をするとかえって疲れてしまうのでやめましょう。
汗が大量に出たら温かいお茶や白湯で水分補給をしましょう。半身浴で温まった後、浴槽から上がり頭・体を洗ってください。
足湯
足先をしっかり温めるとのぼせ、急な発汗、イライラが落ち着いてきます。
- まずイスにかけ、ポリバケツなどの容器に肌湯くらいの湯を入れ両足首までつけます。
- 湯の温度に慣れてきたら、我慢できるくらいまで熱い湯を注ぎます。湯の量はくるぶしから5~8cm以内(三陰交の少し上くらい)を限度とします。
- 5~10分間足を温めて丁寧に拭き、急いで床に入って休みます。湯冷めしないようにソックスをはくと良いでしょう。
このようなことに日頃から気をつけて生活をすることで冷え性を改善することができます。『でも、自己管理は難しい・・・。』『自分には自信がない。』という方は、漢方の力を借りてみませんか?漢方薬の医心堂がお手伝いします。
医心堂ではお客様一人一人とじっくりと話し合い、症状・状態・生活環境・体質をチェックし、お客様に最も合った漢方薬をお選びしています。ぜひご相談ください。
ご相談いただいたお客様の症状と治療の経過をご紹介します。
焼津市 M.T様 女性 33歳
症状
- お腹と足先の冷えを感じる。
- 体温調節がうまくいかず、上半身は汗かき。
- 首・肩のこりがひどくいつも頭が重く感じる。
- お通じが3日に1日しかない。
- 冷たい飲食物を摂取するとすぐに下痢をしてしまう。
- 夏は冷房で、冬は外気で体が冷えてしまうため体がだるい。
医心堂に相談
処方薬
- 煎じ薬の「五積散加葛根」
生活の注意点
- お客様は1日に水分を2L飲むように心がけていたとのことなので、喉が渇いていないときは水分を取らないようにしてもらった。
漢方薬を服用してから…
3日後
- 「漢方薬を服用すると胃が痛くなるような感じがする。ただ、飲んだ後はすごく体が温まるような感じがする」という電話があった。
→もともと胃の弱い方だったので、なれないものを飲んだため痛みが発生したと判断。食前ではなく食後に服用してもらうことにした。
15日後
- 食後に薬を服用することにしたら、その後胃が痛くなることはなかった。
- 和食中心のメニューに替えて、水分を控えたらお通じが毎日出るようになった。
- 首・肩のこりは解消されないが、お腹は触ると温かく感じることが多くなった。
30日後
- 疲れを感じることが少なくなった。
- 朝起きるのがすごく楽になった。
- 首・肩のこりが少なくなり楽になった(首・肩に意識がいかなくなるくらい)。
- 外気が涼しくなってもお腹や足が温かい。
- お小水の回数が以前の倍になり、よく出るようになった。
- お腹周りの肉は落ちなかったが、ウエストが以前よりも細くなりパンツがゆるくなってきた。
その後も調子がいいので、1日2回の服用を1日1回に減らして継続中。
人間には本来、自然治癒力が備わっています。それらが積極的に働くように、病状の原因となる部分を漢方で整え改善していくことが大切です。
医心堂ではお客様一人一人とじっくりと話し合い、症状・状態・生活環境・体質をチェックし、お客様に最も合った漢方薬をお選びしています。ぜひご相談ください。


