ぽっこりお腹をなんとかしたい! 漢方薬を用いた改善方法を解説


「ぽっこり出たお腹(なか)が気になる」「お腹をすっきりさせたくて運動やダイエットを頑張っているがなかなか効果が出ない」こんな悩みを抱えている人は多いでしょう。お腹がぽっこりと出る原因はさまざまですが、漢方の服用が効果的なケースもあります。

そこで今回は、お腹がぽっこり出る原因や漢方を用いた改善方法を紹介しましょう。

  1. お腹がぽっこり出る原因
  2. ぽっこりお腹を改善する方法
  3. 漢方薬を用いたぽっこりお腹の改善方法
  4. 自分に合った漢方薬を処方してもらう方法
  5. ぽっこりお腹に関するよくある質問

この記事を読めば、自分の体質や症状にあった漢方薬を処方してもらう方法もよく分かります。ぽっこりお腹を改善したい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.お腹がぽっこり出る原因

はじめに、お腹がぽっこり出る主な原因を紹介します。

1-1.肥満

腹部は、大切な内臓を守るために脂肪がつきやすい場所です。そのため、摂取カロリー過多になると過剰に脂肪がついてきます。男性の場合は内臓の周りに脂肪がつく内臓脂肪、女性の場合は皮膚のすぐ下に脂肪がつく皮下脂肪が多い傾向です。

1-2.便秘

便秘になると、大腸の中に便がたまっていきます。長引くにつれ、便が腸を膨らませお腹がぽっこりと出てくるでしょう。

1-3.筋肉の衰え

前述したようにお腹には骨がありません。胃や腸を支えているのは筋肉です。運動不足や加齢によって筋肉が衰えると内臓を支える力も弱くなり、内臓が下に下がってきます。すると、下腹部がぽっこりと出てくるのです。

1-4.骨盤の歪(ゆが)み

生活習慣や出産等で骨盤が歪んでいると、筋肉のつき方もいびつになり下腹がぽっこりと出やすくなります。また、内臓も下がりやすくなるでしょう。

2.ぽっこりお腹を改善する方法

この項ではぽっこりお腹を改善する一般的な方法を改善します。ぜひ、参考にしてください。

2-1.食生活の改善

脂肪分や糖分の多い食事をしていたり、暴飲暴食でストレスを解消していたりするとどうしても肥満しやすくなります。また、便秘にもなりやすいでしょう。ぽっこりお腹が気になる人は、1度自分が1日で食べたものを書き出してみると栄養のバランスやカロリーがよく分かります。

ぽっこりお腹を解消したい場合は、意識して旬の野菜を多めに取りましょう。野菜はビタミンやミネラル・食物繊維が豊富で便秘解消にも効果的です。今はコンビニでも野菜のおひたしや根菜の煮物などが購入できます。外食が多い場合は、和食の定食がおすすめです。暴飲暴食もやめ、食事は20分以上の時間をかけてゆっくりと食べましょう。足りない栄養素はサプリメントなどで補ってもいいですね。

2-2.運動

運動をすればカロリーも消費され、腹筋も鍛えられます。また、腸のぜん動運動も起こりやすくなり便秘解消にも効果的です。ウォーキング・ジョギング・水泳など自分が行いやすい運動を30分~1時間行いましょう。DVDを見ながら行う運動ならば室内でもできます。運動をする時間がないという場合は、意識して階段を使ったり1駅余分に歩いたりしてみましょう。

2-3.整体やマッサージでストレス解消をする

肩こりや便秘が続いている場合は、骨盤が歪み自律神経が乱れている可能性があります。整体院で施術を受けたり、マッサージをしてもらったりするとすっきりして気分転換にもなるでしょう。また、体の不調がなくなれば、それによって感じていたストレスもなくなります。

2-4.ぽっこりお腹の改善には気長に取り組む

ぽっこりお腹は一朝一夕では改善しません。ご紹介したような方法を、最低でも半年は続けてみましょう。また、40歳以上になると健康診断で腹囲測定があります。メタボリックシンドロームを指摘された場合、病院で健康相談を受けて食生活や生活習慣の改善を試みましょう。

3.漢方薬を用いたぽっこりお腹の改善方法

この項では、ぽっこりお腹の改善に漢方薬を用いる方法や漢方がおすすめな人の傾向などを紹介します。

3-1.漢方薬がぽっこりお腹に効果的な理由

1でご紹介したように、ぽっこりお腹の原因はいろいろあります。運動や食生活の改善をして解消を試みてもなかなか効果が出ないということもあるでしょう。

漢方薬は、草や木・鉱物などから作られた生薬を原料とする薬です。病院で処方される薬よりも効き目が穏やかで、長期間飲み続けることができます。そのため、便秘や新陳代謝が悪い・むくみやすいといった体質を改善する効果も期待できるでしょう。

3-2.漢方薬を使用したぽっこりお腹改善に向いている人

前述したように、体質によって便秘しやすい・むくみやすい・冷えやすいといった悩みを抱えている人はたくさんいます。そのような人が運動や生活習慣の改善を行っても効果が出にくいことが多いでしょう。

そこで、漢方を用いることによって体質の改善を試みるのです。ただし、漢方の服用だけでぽっこりお腹を改善するのは難しいでしょう。同時に運動や食生活の改善も必要です。

3-3.ぽっこりお腹の改善に用いられる漢方薬

ぽっこりお腹の改善に用いられる漢方薬は、以下のようなものです。

  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):便秘がちでお腹周りに脂肪がつきやすい人に用いられる
  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):むくみがちで、水太りしやすい人に用いられる
  • 大柴胡湯(だいさいことう):便秘がちでお腹がはりやすい人に用いられる

これらの漢方薬はドラッグストアでも販売されていますが、自分の症状や体質に合った漢方薬を服用したほうが高い効果が期待できるでしょう。

4.自分にあった漢方薬を処方してもらう方法

漢方薬局とは漢方薬の調剤・販売を専門に行う薬局です。最近は初めての人でも利用しやすいように相談窓口を設けている漢方薬局も増え、より利用しやすくなりました。薬剤師に詳しく相談すれば、自分に合った漢方薬を調剤してもらえます。現在、薬を服用している人はお薬手帳を持参するのを忘れないでください。

漢方薬を用いて体質の改善を試みる場合は、まず2週間分服用してみましょう。医心堂薬局では、お客様の症状や体質・今までの経過などを詳しくお聞きして体質や症状に合った漢方薬を調合しています。調合した漢方薬の種類にかかわらず、煎じ薬は15日分¥11,340(税込)、粉薬は15日分 9,720円です。漢方薬の無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

医心堂薬局 無料相談のお申し込み
https://www.ishindo.net/無料相談のお申し込み.html

5.ぽっこりお腹に関するよくある質問

Q.病気が原因でお腹がぽっこり出ることはありますか?
A.はい。腹部の膨張と共に発熱・吐き気・強い痛み・だるさなどの症状が出た場合は、すぐに病院に行きましょう。また、急に腹部がぽっこりと出た場合も病院に行ってください。

Q.漢方薬は苦いというイメージがあり苦手です。
A.確かに、漢方薬は独特の苦みがあります。しかし、煎じ薬ははちみつを混ぜる、粉薬はオブラートに包んで飲むなど工夫すれば飲みやすくなるでしょう。

Q.漢方薬は副作用がないのですか?
A.ほとんどありませんが、薬の飲み合わせによっては副作用が出る場合もあります。服薬している薬がある場合は、漢方薬局にお薬手帳を持参してください。サプリメントと併用したい場合も薬剤師に相談しましょう。

Q.飲むだけでやせる漢方薬があると聞きました。
A.残念ですが、運動や食事制限を全くせず漢方薬を服用するだけで体重が落ちることはありません。

Q.漢方薬は、どこに保管をしておけばいいですか?
A.煎じ薬や粉薬は冷蔵庫、液体で調合してもらったものや錠剤は陽の当たらない涼しいところに保管してください。

まとめ

いかがでしたか? 今回はぽっこりと出たお腹の改善方法を紹介しました。運動や食生活の改善などを行ってもなかなか効果が現れないという場合は漢方薬の服用を試してみましょう。冷えや便秘の改善もできるかもしれません。

監修者

医心堂薬局 店主 佐竹康秀

佐竹 康秀
医心堂薬局 店主

薬剤師・日本漢方連盟会員・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

星薬科大学を卒業後、漢方の道へ。同時に鍼灸の勉強も開始。平成4年に医心堂薬局を開局。漢方歴33年・鍼灸歴30年
「それは本当に患者様のためですか?」を常に考え治療をしている。

医心堂薬局総本店店 石川篤

石川 篤
医心堂薬局総本店 店長

薬剤師・日本漢方連盟会員・生活習慣病予防士

東京薬科大学卒業/漢方歴24年
「お客様の笑顔」を創出するため、漢方だけでなく食事・考え方など、一人一人に合ったアドバイスを提供。医師・薬剤師を対象とした漢方講座も行っている。