喉がイガイガする原因や対処方法・症状改善が期待できる漢方薬を解説


「喉がイガイガしてつらい」という経験をしたことがある人は、多いと思います。喉がイガイガしたり違和感を覚えたりする原因は、さまざまです。対処方法にもたくさんの種類がありますが、頻繁に喉がイガイガするという場合は、漢方薬が効果的なこともあります。その一方で、「漢方薬を試してみたいが、どんな漢方が効果的かよく分からない」という人もいるでしょう。

今回は、喉がイガイガする原因や対処方法、漢方を用いた改善方法などを紹介しましょう。

  1. 喉がイガイガする原因
  2. 喉がイガイガする場合の対処方法
  3. 漢方薬を用いた喉のイガイガ感の改善方法
  4. 漢方薬局の利用方法
  5. 喉のイガイガ感に関するよくある質問

この記事を読めば、自分に合った漢方薬を処方してもらう方法もよく分かります。喉のイガイガ感に悩まされている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.喉がイガイガする原因

はじめに、喉がイガイガする主な原因を紹介します。

1-1.病気

風邪などの感染症や、咽頭炎など病気の症状として喉の違和感やイガイガ感が現れることがあります。病気によって症状が持続する期間が異なり、2~3日で症状が改善することもあれば、1か月以上長引くこともあるのです。また、ポリープなど腫瘍が喉にできても違和感を覚えることがあるでしょう。

1-2.アレルギー

アレルギーの症状として、喉にイガイガ感や違和感を覚える人もいます。特定の場所や季節に喉の違和感、イガイガ感を覚える場合は、アレルギーの可能性が高いでしょう。アレルギーは、アレルゲンを取り除かない限り症状が出続けます。そのため、アレルゲンを特定して取り除いたり、薬等で症状を抑えたりすることが大切です。

1-3.環境や生活習慣

乾燥した場所に長時間いる、大声の出し過ぎ、アルコールやタバコの過剰摂取などで、喉がイガイガすることもあります。カラオケボックスなど密閉された空間でタバコやお酒を摂りながら歌っていたりすると、短時間で喉が痛くなることもあるでしょう。

1-4.ストレス

強いストレスを受け続けると、体に異常がなくても喉に違和感を覚えることがあります。このような状態が長引くと、「咽喉頭異常感症」と診断されることもあるでしょう。

2.喉がイガイガする場合の対処方法

この項では、喉がイガイガする場合の対処方法を紹介します。

2-1.自分でできる対処方法

喉がイガイガする場合、自分でできる対処方法には以下のようなものがあります。

  • マスクをする
  • うがいをする
  • のど飴をなめる
  • 温かい飲みものを定期的に取る
  • 首を温める
  • アルコールやタバコの摂取を控える
  • 加湿器を利用する

喉が乾燥すると違和感が強くなるので、乾燥を防ぐことが大切です。朝起きたときに喉に違和感を覚える場合は、就寝中もマスクをつけましょう。

2-2.ストレスの発散方法を見つける

ストレスが原因で喉がイガイガしがちな場合は、ストレス解消方法を見つけることが大切です。また、規則正しい生活やバランスの取れた食事は、それだけで精神を安定させる効果があります。適度な運動もストレス解消や免疫力の向上効果が期待できるでしょう。

2-3.病院を受診する目安

喉を保湿し、規則正しい生活をしていても1週間以上喉の違和感やイガイガ感が続く場合は、自然治癒が難しい病気や、アレルギーの可能性があります。耳鼻咽喉科を受診し、喉の状態を診てもらいましょう。

3.漢方薬を用いた喉のイガイガ感の改善方法

この項では、漢方薬を用いた喉のイガイガ感の改善方法を紹介します。

3-1.東洋医学における喉の違和感・イガイガ感の考え方

東洋医学とは、中国を中心としたアジア一帯で発展してきた医学です。東洋医学では、気(生命エネルギー)・血(血液)・水(血液以外の体液)が、バランスよく体を巡り、健康を維持していると考えています。東洋医学では、喉の違和感やイガイガ感を気の停滞と考えており、それを改善する漢方を用いての治療が行われるのです。

3-2.漢方薬のメリット

漢方薬は、生薬と呼ばれる自然の草木や鉱物などを原料とする薬です。そのため、病院で処方される薬に比べると副作用が出にくく、長期間服用することができます。また、漢方薬によっては即効性も期待できるため、風邪から慢性疾患まで幅広く用いることが可能です。

たとえば、「風邪で喉がつらいけれど、市販の風邪薬は眠気を感じるので服用できない」という場合も、漢方薬を用いるといいでしょう。また、「喉によく違和感を覚える」という場合は、漢方薬を長期間服用することで症状の改善が期待できます。

3-4.漢方薬を用いた治療が向いている人

喉が頻繁にイガイガしやすい人や、理由があって市販薬や病院で処方された薬が使えない人は、漢方薬の利用がおすすめです。また、アレルギーなど慢性疾患で喉のイガイガ感があり、病院で処方された薬では効果が実感できないという場合も、漢方薬を試してみましょう。服薬し続けることにより、症状の改善ができる可能性があります。

3-3.漢方薬を服用する際の注意点

漢方薬の効き目には個人差があります。また、原因によっては病院での治療の方が効果的なこともあるでしょう。自分の症状に合った漢方薬を服用するには、漢方薬局を利用するのがおすすめです。

3-4.喉のイガイガ感の改善に用いられる漢方薬

喉のイガイガ感の改善には、以下のような漢方薬がよく用いられます。

  • 麦門冬湯(ばくもんどうとう):風邪や乾燥で喉がつらい、乾いた咳が続くという場合に用いられる
  • 銀翹散(ぎんぎょうさん):喉の炎症で痛みを感じる場合に用いられる。喉粘膜の修復効果もあり
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):ストレスが原因で喉に違和感を覚えやすい場合に用いられる

なお、ここでご紹介したのはあくまでも一例です。薬剤師に相談すれば、自分に合った漢方薬を紹介してもらえます。

4.漢方薬局の利用方法

前述したように、漢方薬を用いて症状の改善を試みる場合、自分の症状や体質に合った漢方薬を用いることが大切です。自分に合った漢方薬を処方してもらいたい場合は、漢方薬局を利用しましょう。漢方薬局とは、漢方薬の調剤や販売を専門に行う薬局です。漢方薬に詳しい薬剤師が常駐しています。

最近は、初めての人でも利用しやすいようにホームページや相談窓口を設ける漢方薬局も多く、最寄りの漢方薬局も見つけやすくなりました。相談する場合、プライバシーは万全に配慮してくれるので安心して悩んでいる症状や、病院での治療と併用して漢方薬を用いたいなどの相談をしてみてください。なお、すでに薬を服用している場合は、副作用を防ぐために必ずお薬手帳を持参しましょう。

医心堂薬局では、お客様の症状や体質・今までの経過などを詳しくお聞きして体質や症状に合った漢方薬を調合しています。調合した漢方薬の種類にかかわらず、煎じ薬は15日分¥11,340(税込)です。

煎じ薬と言っても、お店で煎じて1回分ずつのレトルトのパックでお渡ししていますので、お客様自身で煎じる必要はありません(煎じ薬の製法・製造過程はこちらのページをご覧ください)。無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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5.喉のイガイガ感に関するよくある質問

この項では、喉のイガイガ感に関するよくある質問を紹介します。

Q.喉のイガイガ感だけを覚えるという場合は、風邪以外の病気の可能性が高いでしょうか?
A.そうとも限りません。まず喉に症状が現れ、遅れて咳などの症状が出ることもあります。

Q.花粉症で喉がイガイガすることはあるでしょうか?
A.もちろんです。人によっては喉の粘膜がかゆくなることもあります。

Q.漢方薬は子どもでも服用することができるでしょうか?
A.はい。独特な苦みをがまんすることができるなら大丈夫です。

Q.漢方薬に即効性を求める場合、特別な飲み方をするのでしょうか?
A.漢方薬によっては、数時間おきに服用するなどの飲み方をする場合もあります。詳しくは薬剤師にお尋ねください。

Q.喉の保湿さえしておけば、喉の違和感を防ぐことはできるでしょうか?
A.一定の効果は期待できます。また、喉に力を入れて声を長時間出さない、タバコやアルコールは控えるなどの対処も有効です。

まとめ

いかがでしたか? 今回は喉にイガイガ感を覚える原因や対処方法、漢方を用いた改善方法などを紹介しました。空調がよく効いたところでは、季節に関係なく空気が乾燥しやすく、喉に違和感を覚えやすくなります。保湿に気を配り、違和感を頻繁に覚える場合は漢方薬を用いた改善方法を試してみてください。

監修者

医心堂薬局 店主 佐竹康秀

佐竹 康秀
医心堂薬局 店主

薬剤師・日本漢方連盟会員・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

星薬科大学を卒業後、漢方の道へ。同時に鍼灸の勉強も開始。平成4年に医心堂薬局を開局。漢方歴33年・鍼灸歴30年
「それは本当に患者様のためですか?」を常に考え治療をしている。

医心堂薬局総本店店 石川篤

石川 篤
医心堂薬局総本店 店長

薬剤師・日本漢方連盟会員・生活習慣病予防士

東京薬科大学卒業/漢方歴24年
「お客様の笑顔」を創出するため、漢方だけでなく食事・考え方など、一人一人に合ったアドバイスを提供。医師・薬剤師を対象とした漢方講座も行っている。