坐骨神経痛の症状に漢方が効果的? 漢方の効果が期待できる症状を紹介


「坐骨神経痛と診断され、病院で治療を受けたが症状が改善しない」と悩んでいる人はいませんか? 坐骨神経痛は複数の原因があるため、治療の効果がなかなか実感できないケースもあるでしょう。その一方で、漢方薬を服用することで痛みが改善する人もいます。

今回は、坐骨神経痛の原因や漢方薬を用いた改善方法などを紹介しましょう。

  1. 坐骨神経痛の基礎知識
  2. 漢方薬を用いた坐骨神経痛の改善方法
  3. 漢方薬局の利用方法
  4. 坐骨神経痛や漢方薬に関するよくある質問

この記事を読めば、自分に合った漢方薬を処方してもらう方法も分かります。坐骨神経痛の治療に漢方薬を試してみたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.坐骨神経痛の基礎知識

はじめに、坐骨神経痛の原因や症状などを紹介します。

1-1.坐骨神経痛とはどのような症状?

坐骨神経痛とは、腰からお尻・太ももの後ろを通って足先まで伸びている坐骨神経に沿って痛みやしびれが出る症状のことです。人によって症状の現れ方や原因が異なります。そのため、治療法も複数あり、症状や原因・体質によってはなかなか効果が実感できないこともあるでしょう。

1-2.坐骨神経痛の主な原因

坐骨神経痛が起こる原因には、以下のようなものがあります。

  • 腰椎椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア)
  • 腰部脊柱管狭窄(ようぶせきついかんきょうさく)
  • 梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)
  • 骨盤や脊椎・脊柱のガン

この中でも、腰部脊柱管狭窄は高齢者ほど発症しやすい病気です。一方、梨状筋症候群は激しいスポーツをする人が発症しやすいと言われています。さらに、ごくまれにではありますが、帯状疱疹が原因で坐骨神経痛が出ることもあるでしょう。

1-3.坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の症状には、以下のようなものがあります。

  • お尻の痛み・しびれ
  • 足の痛み・しびれ・歩行困難
  • 腰痛

坐骨神経痛が悪化すると、安静にしても痛みやしびれが出て日常生活や睡眠に深刻な影響が出ることもあるでしょう。

1-4.坐骨神経痛の主な治療方法

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄が坐骨神経痛の原因の場合、これらの病気を治すことで坐骨神経痛も共に治療していきます。痛みの緩和には、痛み止めの内服や神経ブロック注射などが行われることが多いでしょう。また、運動やマッサージを行うことで、症状が軽減する人もいます。その一方で、自分に合った治療法が見つからないと治療の効果が実感できなかったり、症状が長引くこともあるでしょう。

1-5.坐骨神経痛の厄介な点

前述したように、坐骨神経痛は人によって原因や症状が異なるので、治療をしても症状が軽減しにくいケースもあります。また、レントゲン検査やCT検査では、痛みやしびれの原因が突き止められないこともあるでしょう。そのため、痛みを止めるだけの対症療法になりがちなこともあります。さらに、人によっては下半身全体に痛みやしびれを感じるため、神経ブロック注射などが使えないこともあるでしょう。

2.漢方薬を用いた坐骨神経痛の改善方法

この項では、東洋医学における坐骨神経痛の考え方や痛みの改善に効果が期待できる漢方薬などを紹介します。

2-1.東洋医学における坐骨神経痛の考え方

東洋医学では、体内を気(生命エネルギー)・血(血液)・水(血液以外の体液)が体内を規則ただしく巡っている状態が健康と考えられています。また、東洋医学では人体の働きや機能を「肝・心・脾(ひ)・肺・腎(じん)」の5つ(五臓)に分類しており、坐骨神経痛は、肝に気が不足することで起こると考えられているのです。また、血流が滞っていたり水が体内に滞っていても痛みやしびれが起こると考えられています。

2-2.漢方による坐骨神経痛の症状改善が効果的な人の特徴

東洋医学では、病巣だけでなく体全体の働きを整えて体の不調を改善していきます。ですから、坐骨神経痛の原因となっている椎間板ヘルニアは治療がうまくいっているのに痛みやしびれが取れない人などは、漢方薬を用いることにより、症状の改善が期待できるでしょう。また、痛みは治まったが、しびれが長い間残ったままという人や、寒くなると症状が悪化するという人にも効果が期待できます。

2-3.病院の薬と漢方薬を併用する際の注意点

人によっては、病院で処方された薬と漢方薬を併用したいという人もいるでしょう。漢方薬と病院の薬は併用できますが、飲み合わせによっては副作用が出ることもあります。漢方薬を購入する際は、必ずお薬手帳を持参して薬剤師と相談して漢方薬を処方してもらいましょう。

2-4.坐骨神経痛の症状改善に用いられる漢方薬

坐骨神経痛の症状改善によく用いられる漢方薬には、以下のようなものがあります。なお、紹介する漢方薬はあくまでも一例です。漢方薬局で薬剤師に相談すれば、自分に合った漢方薬を処方してもらえます。

2-4-1.疎経活血湯(そけいかっけつとう)

疎経活血湯は、慢性的な痛みや、電気が走ったようなしびれを改善する効果が期待できる漢方薬です。しびれの夜になると痛みが強くなりがちな人にも処方されます。

2-4-2.桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうぶじゅつとう)

桂枝加苓朮附湯冷えると痛みが強くなる人や、こわばりを伴う痛みを感じる人に効果が期待できる漢方薬です。冬季になると症状が悪化する人などに用いられます。

2-4-3.苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)

苓姜朮甘湯も下半身が冷えやすく、冷えると痛みが強くなる人に用いられる漢方薬です。しびれにも有効なので、しびれが強く出る人にも処方されることが多いでしょう。

3.漢方薬局の利用方法

漢方薬局とは、その名のとおり漢方薬の調剤・販売を専門としている薬局です。漢方薬に詳しい薬剤師が常駐しています。薬剤師に体質や症状を相談すれば、自分の症状に合った漢方薬を処方してもらうことが可能です。

坐骨神経痛は人によって原因と症状が異なるので、症状や原因を詳しく相談してみてください。プライバシーは守られますし、現在は初めての人でも利用しやすいようにサイトを開設し、メールで相談を受けつけているところもあります。また、店舗に相談窓口を設けているところもあるので、安心して悩んでいる症状を相談してください。

医心堂薬局では、お客様の症状や体質・今までの経過などを詳しくお聞きして体質や症状に合った漢方薬を調合しています。漢方薬の種類に関わらず、費用は15日分¥11,340(税込)です。

1回分ずつのレトルトのパックにしてお渡ししていますので、お客様自身で煎じる手間はありません(煎じ薬の製法・製造過程はこちらのページをご覧ください)。無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

医心堂薬局 無料相談のお申し込み
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4.坐骨神経痛や漢方薬に関するよくある質問

この項では、坐骨神経痛や漢方薬に関するよくある質問を紹介します。

Q.坐骨神経痛は、高齢になるほど起きやすくなるでしょうか?
A.はい。その傾向はありますが若い年代の人が全く起こらないとは限りません。

Q.漢方薬は、飲み薬が一般的ですか?
A.はい。坐骨神経痛を改善する効果が期待できる漢方薬の大半が飲み薬です。

Q.坐骨神経痛と冷えに悩んでいるのですが、両方を改善できる漢方薬はありますか?
A.はい。冷えが坐骨神経痛の発症に関係している可能性がある場合は、冷えを改善する漢方薬が処方されることがあります。冷えを改善した結果、症状が改善することもあるでしょう。

Q.坐骨神経痛の改善に鍼灸(しんきゅう)と漢方薬を併用したいのですが、可能ですか?
A.はい。鍼灸と漢方薬の併用は問題なく行えます。

Q.坐骨神経痛は、再発するものですか?
A.はい。冷えや運動不足・姿勢によって症状がぶり返すこともあります。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、坐骨神経痛の症状や原因・漢方薬を用いた改善方法などを紹介しました。坐骨神経痛の原因と考えられる病気は治療したのに痛みが改善しない、病院の薬の効果が実感できないという場合は、一度漢方薬を試してみてください。

監修者

医心堂薬局 店主 佐竹康秀

佐竹 康秀
医心堂薬局 店主

薬剤師・日本漢方連盟会員・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

星薬科大学を卒業後、漢方の道へ。同時に鍼灸の勉強も開始。平成4年に医心堂薬局を開局。漢方歴33年・鍼灸歴30年
「それは本当に患者様のためですか?」を常に考え治療をしている。

医心堂薬局総本店店 石川篤

石川 篤
医心堂薬局総本店 店長

薬剤師・日本漢方連盟会員・生活習慣病予防士

東京薬科大学卒業/漢方歴24年
「お客様の笑顔」を創出するため、漢方だけでなく食事・考え方など、一人一人に合ったアドバイスを提供。医師・薬剤師を対象とした漢方講座も行っている。